頑張ったよね
オールシーズン、アレルギーに苦しむ息子。
今年は特に症状もひどかったので、通根している今年に舌下免疫療法をやろうということになりました。
そして、今日は採血の日でした。
注射が大っ嫌いな息子。
数週間前から、どうしてこの注射をするのか。
どんな感じなのか。
一緒に頑張れそうか、などなど話してきました。
ここ数日は、『なんか採血、平気になってきた‼️』と頼もしい事を言ったりしていました。
いつも注射の日の登園は、テンション低く半泣きでした。でも今朝は、違いました‼️
『採血やだなぁ~、でも頑張れそう‼️』
そういって教室に入っていった息子をみて、泣きそうになった母でした。
仕事終わって、気合い入れてお迎えにいくと…
泣いてる~泣いてるよ~(泣)
それでも、頑張って病院いって診察室までたどり着きました。
でも、息子の我慢もここが限界。
大泣き大騒ぎ、先生や看護婦さんに『どこに針を刺すのか、何秒で終わるのか、誰がやるのか、どの部屋でやるのか、どれで採血するのか見せて』泣きながら質問攻めです。
最後はというと、、、
診察室の隅の壁にピタリと身体をつけて…
息子の前にあった椅子で、逃げたスペースから自分が出れないように完全ロック‼️
椅子を外そうものなら、引き戻して『再完全ロック』。
先生、看護師さん、私の話ももう息子の耳には入りません。
本人は『ぜったいにぜったいにやりたくない‼️』ってことで、私も心折れ、本日は採血やらずに帰宅しました。
家に帰って来てもずっと泣いている息子。
私もプチパニックです…。
落ち着け~自分。
本人が落ち着いてから色々と話をしました。
まずは、息子の成長を見れたことが嬉しかった。
保育園のお昼寝の時間に、注射のことを思い出して一人で泣いてたと話してくれた息子。
でも、朝までは元気で前向きに過ごせたこと、これはすごい成長だよ‼️。
そして、今回の準備や進め方は、息子にとっては不十分だったことがわかった。
でも一番は、息子が泣いた理由を寝るときに教えてくれたこと。
『僕はね、注射がんばろうと思ってやる気だったんだけど、本当の僕がどうしようってなっちゃったんだよね。だから泣いちゃってできなかった』って。
なんかすごいこといってるぞ。
『昔、採血したよね?そのときのことすごい思い出したらどうしようってなっちゃった。それでできなかった』。
以前、ロココさん(https://ameblo.jp/rococo1212511/)
に相談したときに、フラッシュバックのことを教えていただきました。
ASDの人は、フラッシュバックがとても鮮明で辛いとのこと。
その時の空気感や匂いや色や人の表情などを、一瞬でものすごく鮮明に思い出すそうです。
息子のいっていることを聞いていて、ロココさんがいっていたフラッシュバックで、息子は苦しんでいたんだということに気づきました。
舌下免疫療法は、ひとまずおやすみとして。
予防接種などもまだまだあります。
これからどうやって息子と乗り越えていくのか、考えていきたいと思います。
横で寝ている息子の寝顔をみて、、、
今日は1日お互いにお疲れさまね…
生まれてきてくれてありがとう
沢山のことを教えてくれてありがとう。
やっと私の心にも平穏が戻り始めました。