年輪
薪割りの時期です。
今年は農家さんから、沢山りんごの木をいただきました。
とてもありがたいです。
主人が切って、私と息子でせっせと運ぶ。
良い運動になります。
りんごの木は、木の中が詰まっているから薪ストーブには良いと聞いて、切り口を見てみました。
こちらは幹ではなく、細い枝です。
こんなに細い枝でも年輪がびっちりです。
この木が何年ものかはわかりませんが…
猛暑や豪雨や強風、そして信州の厳しい寒さや雪にも耐え、、少しずつ刻んでいった生命の軌跡です。
年輪は木の中心からきれいに円を描いているわけではないようです。
右に寄っていたり左に寄っていたり。
年輪同士の隙間が広いところとあれば、狭いところもある。
詳しくはわかりませんが、どうやら日当たりなどによっても左右されるみたいです。
木がどんな風に成長してきたのか、年輪から垣間見ることができます。
私の年輪は、どうなんだろう??
生まれてから大勢の人に出会い、様々な経験をさせてもらっています。
きっと私の年輪は、かたちもいびつだったり年輪同士の感覚もバラバラだと思います。
でも、それが今の私であり、私が生きてきた軌跡です。
『オリジナル』です。
確認することはできないけれど、私はどんな年輪をこれから築いていきたいのか?
自分の本質と向き合い生きていきたいと思わせてくれるりんごの枝でした。
自然には、気付きや生きるヒントが沢山あふれています。