素直に生きる
祖母の94歳の誕生日でした。
誕生日ケーキを作って、お祝いに行きました。
毎日、祖母を介護する母。
認知症の祖母を介護するのは、容易なことではない。
母は介護が始まってからの沢山の葛藤を乗り越えて、しばらく前からようやく自分なりの祖母との向き合い方を体得したように感じる。
そんな生活の中で、お互い素直になれなかったり本音で向き合えなくなったり、意地を張ってしまったり。。
ケーキを持って誕生日の歌を歌いながら祖母の部屋に入っていく。
Happy birthday to you~♪
祖母は笑顔になる。
手を叩きながら、喜ぶ祖母をとても嬉しそうに見ながら歌う母の姿。
母は、少しだけ泣いていた。
人は時に自分の本当の気持ちに見ないふりをしたり、感じないふりをしたりする。
その蓄積は、いつしか『~しないふり』から『しない』に変わっていってしまう。
そして、それが自分だと思い込んでしまう。
でも、魂が本当に望んでいるのは、その『~しないふり』をしている自分なのか?
『いつ以来だろうか。。
自分も素直におばあちゃんの誕生日を喜んでいることに気づいたよ』
と、母からメールがきた。
祖母と母だけにしかわからない今世での親子としての歴史がある。
そこには、お互いに様々な思いがある。
けれどあの母の涙を見たときに、母の魂が本当に望むこと喜ぶことは、『~しないふり』ではなく、自分の感情や感覚を知ること。
そして、それに素直になることなんだよなと改めて感じました。
自分の感情や思いに素直に生きることは、自分自身がとても楽でストレスなくいられる。
そして、良い波動でいられる一番の方法なのだと改めて感じました。
そんな母をみて、私ももう一度自分にしっかりと戻る意味もこめて、、
山登り?トレッキング?
いつもこの自然に生かされています。
自分に素直に正直でありたい。